十代の頃、自分にもいつかほうれい線ができるなんて全く想像もできませんでした。

おばさんやおばあさんのもの、と思っていたからです。

しかし二十五歳を過ぎた頃、仕事を終えて鏡を見ると乾燥した肌にうすくほうれい線が浮かび上がり、そこにファンデーションが溜まっていました。

こんなにも早くできるものなの?!

とショックを受け、同年代の友人たちに聞いたところ、皆最近気になるようになった、などの声が多く上がりました。

進行を抑え、目立たなくするにはどうすればいいのか?

美容系の友人に聞いていくつか実践していることがあります。

まず第一保湿です。

ファンデーションが溜まってしまったのも、乾燥で小皺が出てしまったから。

また、乾燥で毛穴が開くと頬が落ち、圧迫されるようにほうれい線ができてしまうようです。

ローションパックなどをすることで、多少は緩和されたような気がします。

二番目に、顔のマッサージ。

筋肉の衰えで顔の肉が垂れていることもほうれい線の原因と聞いたので週に2、3回マッサージをしています。

さまざまな方法がありますが、私は指の関節でぐりぐりと顔全体を押す方法です。

自分の手で押しても痛みがあり、しこりを感じる度こんなに老廃物がたまっているのかと驚きます。時々、大事な用事などがある際はプロにお願いしています。

フェイシャルヤコルギなどの店舗へ行き、顔のマッサージを受けています。

終わった後はすっきりしますが、当然自分でやる以上に痛みが強く、値段も張るので毎回毎回、というわけにいかないところが悩みのタネです。

また、頭皮や、肩のコリがほうれい線や顔のたるみを生んでいるとも聞きました。

そうなると自分でマッサージするにしてもかなり広範囲になるため、完璧な状態を保つのは難しいな、と途方に暮れます。

あとは移動中などに口内で舌をぐるぐる回す舌回しもやっていますが、効果云々というよりは気分的にやっている、という感じです。

もともとしっかりとした、マットな仕上がりのメイクが好きでしたが最近は崩れた時かえってほうれい線が目立つと感じるため、薄塗りになってしまっています。

ほうれい線があることで、好みの化粧ができなくなるのは残念に思います。

顔のマッサージなどは必要な努力とは思っていますが、できれば痛みがなく、出費が少なく、二十代前半の顔に戻す方法がないだろうか!とついつい考えてしまいます。

横着だとはわかっていますが…なかなか尽きない、ほうれい線の悩みです。