ほうれい線は若い時には、年配の方のしわで私には全く関係のないものだと思っていました。
それどころか、ほうれい線が目立つ知り合いの女性を見て
「私はああならないように気をつけよう」
とさえ思っていました。
今思えば、嫌な女でした。
そんな私も30代に差し掛かり、ある日ふと鏡を見た時にほうれい線らしきものがくっきりとあるのに気づきました。
信じられない気持ちでした。
ほうれい線が出来ないように日頃から念入りにケアしていたはずなのに、なぜ出来てしまったんだろうと衝撃を受けたことを覚えています。
今、振り返ると仕事がデスクワークなのでパソコンに向かう時は下向きになり、ほうれい線が出来やすい暮らしを送っていたのだと思います。
ほうれい線が気になりだしてからは、今まで以上にケアに力を入れるようになりました。
お風呂に入っている時もマッサージを欠かさず行ったり、良いと噂の化粧品があればどんなに高くても試してみました。
そうした努力の結果、前よりは目立たなくなってきた気がしましたが写真などで自分の顔を見ると、やはりくっきりとしたほうれい線が存在しています。
ほうれい線のように口元が老けてしまうと、実年齢より年をとって見えるbので「何とかしなければ」という気持ちを常に持つようになりました。
子供もふとした瞬間に「ママ、他の人より口のしわが目立つね」と悪気なく言ってくるようになり、ますます気になってしまいました。
外出する時は、口元を隠すためにマスクが手放せない生活です。
そんな毎日が続き美容整形外科で注射をしてもらえば、以前のようにハリのある口元が戻ってくるのではないかと考えるようになりました。
そう思いつくと居てもたってもいられなくなり、さっそく病院へ相談に行きました。
相談に行くと一回で何円かかるという説明と、施術した場合のメリットとデメリットを説明してくれました。
非常に親切な病院だったと感じました。
でも、私はやっぱりその方法を使うのは止めようと思いました。
出来るだけ自分で頑張ってみようと思いなおしました。
それでもダメだったらその時に頼ってみれば良いと前向きに考えられるようになりました。
それからは化粧品だけに頼るのではなく、食生活や生活の根本から変えてみる努力をしています。
ほうれい線は口元のしわなので、人目がどうしても気になってしまいますが、そこを改善する努力も楽しめるようになると以前よりも表情が輝き段々と「頑張ろう」という気持ちで過ごすことが出来ます。