ほうれい線の出やすい輪郭ではないのですが、加齢の影響からは逃れられず、いわゆるアラサーにさしかかる頃からほうれい線に悩み始めました。

 初めて気づいたときは、朝から晩まで遊びまわった日の夜、家で鏡を見ていた時に「あれ?」という程度だったので、疲れだろうと思って気づかないふりをしていました。

しかし、その日を境にふと鏡を見た時や電車の窓に映る自分を見ると、うっすらと、かつなぜだか右側だけにほうれい線が出ているのに気づくようになりました。

 年齢によるものだから仕方ない…若者と呼ばれる日々もいよいよ終わりか…という気持ちもありましたが、まだちょっと早くないか?もう少し進行を遅くできるのではなかろうか?そんな気持ちもあったので、少し原因について調べてみることにしました。

 その結果、私が調べた限りですが、ほうれい線発生を加速させてしまうことの原因は、大きく3つありそうでした。

肌の乾燥と、表情筋の衰えと、姿勢です。

 

まず、肌の乾燥ですが、これはいわゆるお肌のたるみというやつです。

ハリがなくなってしまい、肌がぶよんとした見ためになってしまうことでほうれい線につながるようです。

ただ、これはあくまで肌の表面上の話なので、ほうれい線の深刻さとしては軽度です。

また、肌の表面のハリ感を出すことで改善する程度なので、化粧品である程度カバーが可能という意味でもそこまで重大ではないと判断しました。

 

次に挙げられる原因が、表情筋の衰えです。

調べてみるまで知らなかったのですが、表情を作るために顔には筋肉がたくさんあり、この筋肉をほぐしたり鍛えたりすることでずいぶんと顔の印象や若々しさが変わるそうです。

言われてみれば、私は大学を出てからずっと事務職だった為、休日に出かけたり飲み会に行ったりする時以外は、日中はPCとにらめっこで無表情、家に帰ってからも一人暮らしだったので無表情の日々でした。

20代の大半で表情筋を弱らせていたのだと自覚しました。

 

ほうれい線を引き起こす最後の1つが、姿勢です。

スマホの見すぎや猫背など、現代人をとりまく「悪い姿勢」の習慣はたくさんありますが、何かにひっかかってしまい姿勢が悪くなった結果、骨盤や背骨、肩甲骨などにゆがみが出てしまい、そこから筋肉の使い方が偏ってことがあるそうです。

また、ゆがみが出てしまうことでリンパの流れが悪くなり、老廃物の代謝が悪くなってむくみが発生し、それがたるみとなってほうれい線発生へとつながるというような情報も得ました。

姿勢が悪いといろいろな弊害が出るというのはなんとなく誰しもが知っていることですが、やはり美容においても悪い姿勢は大敵のようです。

 以上の考察を経て、仕事中もできるだけ猫背にならない様気を配りながら、家では顔ヨガのような顔を動かす体操を行うようにしています。

今30代前半ですが、30代後半、40代以降とどのくらい進行を遅くできるのか、ほのかに期待しています。