私は生まれつき丸顔で太るときは顔から太るタイプでした。
幼いころはそれがかわいいと言われ特に気にしませんでしたが10代半ばから20代の頃はコンプレックスでした。
この頃は毎日のように小顔ローラーや天井を見上げての『あいうえお』体操は欠かしませんでした。
日々の努力と若さゆえの肌のハリやツヤのおかげで小顔とまではいかないもののすっきりとした印象でした。
社会人になり仕事が忙しくなるとストレッチやマッサージを怠るようになりました。
飲み会なども増えたため常に顔はパンパンでした。
鏡をみて太ったなと思いましたが、たるんでいるとは感じませんでした。
気休めに小顔マッサージをサロンでお願いしていました。
その後体形が気になりだしたのでダイエットを始めると顔も少しすっきりしました。
気になった時に対処すれば十分間に合うなと思っていました。
そんな考えの私に転機が訪れました。
20代最後の年に出産を経験し鏡を見ない生活が始まりました。
初めての育児に一生懸命で自分のことは二の次でした。
少しずつ余裕が出来、久々に小顔ローラーをしてみようと鏡をじっくり見たときに自分の顔がたるんでいると気づきました。
重力には逆らえないという言葉がぴったりなほど顔の全体がたるんでいます。
心なしか老けたような感じがしました。私ってこんな顔だったかなとすら思いました。
太っていてもパンと張っていたあの頃とは確実に違います。
恐る恐る小顔ローラーを使うとゆっくりと顔全体の皮膚が持ち上がりローラーを話すと一気に下へ戻ります。戻ったたるみを見て焦りを感じました。
その後産後太りを解消するため食事制限や運動などを試みましたが顔のたるみは変わりませんでした。若いころとは違うことを痛感しました。
年齢を重ねても若々しい方は肌がきゅっと上を向いていて余計なたるみが無く素敵です。
現在は神にも祈る思いでリンパマッサージを試しています。