若い頃から太っていたせいもあり、顔も丸く、良く言えば、健康的でシワもなく年齢よりも若く見えることだけには自信がありました。

脂肪があるので、肌はパツンとしたハリがあり、若かったせいか、筋肉が重力に逆らえていて、ニキビと脂性による毛穴の開きが悩みではありましたが、ほうれい線やたるみというのには縁がありませんでした。

そして、子育てに全力投球しなくて良くなった40代後半を過ぎた時、ふと鏡を良くみると、鼻横から口にかけて斜めに刻まれた二つの線が目についたのです。

それでもまだ、体型が丸かったのでそんなには目立ちませんでした。この時に真剣にほうれい線と向き合えば良かったと後悔しています。

最近寝不足だし、まあ、睡眠を取ってちょっとマッサージでもしておこうくらいにしか思わず、あまり対応策も考えなったです。

そして、パートに出るようになり、その為にお化粧すると、ほうれい線はあまり目立たなくなるのです。

どうしてかなと思うと、私の化粧はナチュラルで、ファンデーションを厚く塗るのは、肌の呼吸が出来ないような気がして苦手だったので、下地も薄くぬり、ファンデーションも自然な感じのリキッドで、薄く薄く伸ばして使っていたので、かえって目立たなかったのかなと思っています。

また、いつもは化粧水や日焼け止めくらいなのですが、メイクしたり落としたりする為、いつもより肌のマッサージが多くなります。気にはしていたので、決して上から下への塗り方、落とし方はしませんでした。

なるべく下から上へ、当たり前の事でしょうが手を動かしていました。

ダイエットに成功したら・・・・?

しかし、ほうれい線が決定的に刻まれたのは、ダイエットに成功してからです。

無理なことはしていないつもりですが、8kg落ちたということは、脂肪とともに筋肉も減ったのだと思います。

確かにお腹もへっこんだのは良かったのですが、少々たるんでしまいました。

このことがお肌にも起こったのです。

ふっくらした二重アゴ気味だったフェイスラインは細くなりましたが、心なしか四角張ってしまいました。

萎んだボールのようになってしまったのです。

やはり年齢を重ねてからのダイエットは、もっと筋肉をつけながら行うものが良かったのではと思う日々です。

とはいえ痩せて、今まで着られなかったタイトな服も着られるようになり、体も軽くなったので一応満足はしています。

これからは、どうこのたるみとそれが原因のほうれい線を改善していくか考えなければなりません。

顔の筋力をアップさせる為に朝晩マッサージしたり、口元の体操をすると良いそうですが、どこまで続くかと思います。

ちょっとあきらめ気味ではありますが、出来る限りマッサージ方法を学びながら実践して行きたいと思っています。