毎日みている自分の顔の変化に気づいたのは、35歳の頃です。

若い頃にはなかったはずの頬になんか薄い影みたいなものが見えるな、と思い始めたのがきっかけです。

いわゆるほうせい線というものですが、これは「しわ」ではなく頬の境界線のたるみが原因だそうです。

この世に重力が存在する限り、個人差はあっても男女問わず誰にでも訪れる、たるみ。

私の場合は、その忌々しい重力の影響と、加齢により顔がたるみ、くっきりとほうれい線が顔を支配していました。

まあ、ほうれい線だけでなく目の下や顎のたるみも同時でしたので、実年齢42歳の私は主人に言わせると、なんと50歳過ぎのおばあちゃんに見える、と言われ大変なショックを受けました。

これまで金銭的余裕がないのを言い訳にして、自宅で自分で行うマッサージや保湿も、ろくにしたことはなく、改めて自分の顔の老化に驚き、反省しました。

顔(特に頬)の筋肉なんて日頃意識して鍛えたりしませんし、そういった美意識は低かった私ですから、主人にも多少ながら嫌な思いをさせていたようです。

できるだけ今からでもいいから、きちんとケアをして欲しいといわれました。

実年齢を知っている主人にさえ50歳以上に見える、と言われるくらいですから、他人からはいったい何歳に見えていたのか・・と想像しただけで恥ずかしい気持ちになります。

少し小走りをした時は、頬がぶるぶる震え、顔にこんなにもお肉がついてしまっているのかと驚き、鏡の前で顔少し横向きにすると、ほうれい線がより、はっきりくっきりとうつり、あまりのおばあちゃん化に落ち込みました。

加齢には逆らえないとはいうものの、今の私に出来ることとして、同年代の職場の女性に、この悩みを打ち明け、これからどんなケアをすればいいのかを聞いて、勉強しています。

やはり自分で分かっていても、家族や他人から指摘されると本当に焦ります。

そうなる前になんとかケアを頑張ればよかったと、後悔でいっぱいです。